株式会社KPIソリューションズ（代表取締役 石田徹郎、以下、「弊社」）は、本日、経済産業省による平成27年度「攻めのIT経営中小企業百選」に選定されましたのでお知らせいたします。
この「攻めのIT経営中小企業百選」は、ITの活用による製品・サービス開発強化や、ITを活用したビジネスモデル変革を通じ、新たな価値創出や競争力強化の重要性が益々と高まる昨今、経済産業省が、攻めの分野でのITの効果的な活用に積極的に取り組み、成果を上げている中小企業を、ベストプラクティスとして選定するものです。平成26年度から開始され、3年間で計100社選定することが予定されています。
弊社は、広告分野にITを活用した「アドテクノロジー」、中でも、広告主によるインターネットへの広告配信に関する運用を自動化するDSP事業を中心に展開しておりますが、弊社のDSPの特徴としては、他社が行っているサード・パーティー・クッキーと言われるデータを活用した広告配信ではなく、特許取得済の独自技術「ニューラル・マッチング」で行っている点にあります。
本技術の活用により、他社ができない100％特定型のiOSのリターゲティングを実現することができ、広告主が高い広告効果を出すことが可能となります。
現在、この技術を持っている会社は世界中を探してもほとんどなく、特に、iOSのシェアが高い日本においては特に高い広告効果を出すことができるサービスとして認知され成長しております。
また弊社は、競争力を高める中で、これまで人手で行っていた広告出稿の運用において、人工知能を利用して自動化することや、インターネットユーザーの閲覧履歴等を収集する独自技術の開発に成功し、サービス品質を向上させてまいりました。その過程において、ユーザー情報の取得などに際して、急激なサーバー負荷の増減などがあることから、アマゾンウェブサービス等のクラウドサービスを活用しております。
上記のような取り組みの結果、2015年においては、DSPで培った自社技術を活用し、さらに広告主側の広告配信を自動化するSSP事業の新規事業を展開し、さらに新規顧客を開拓して売上・利益が増加しております。
弊社はテクノロジードリブンな会社であり、提供サービスもITを活用したマーケティング支援や広告関連であるため、IT経営の推進は企業経営の核となります。新規事業を開始する際には、業務プロセスの整備およびシステム開発に、経営者と社員が一体化して推進を行いましたが、このような積極的なIT活用による「新規分野進出」とその新規分野を主力事業まで育てることによる「売上・利益拡大」の実現に向け、クラウドサービス利用による、初期費用を圧縮や、サービス拡大に対して柔軟にサーバーの追加や性能の向上を実現していることを指標として評価されました。
弊社は、今後も、皆様のご期待に沿えるよう、社員一丸となり、 攻めの分野でのITの効果的な活用を実践し、技術面、サービス面すべてにおきまして、より一層の努力を惜しまぬ所存です。
